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プロフィール
【名前】
池田秀敏
【職業】
仕事の可視化コンサルタント
【プロフィール】
流通業界に身を置きつつ夜学でCOBOLプログラミングを習得。汎用機での生産管理や、 販売・顧客管理などのシステム開発に参加し構造化プログラミングを体験する。 その後、配管CADシステム開発に転じ、設計仕様を文章で正確に分かりやすく書く ことに限界を感じ、複雑な内容でも全体から俯瞰でき細部に進める図解の可能性を実感する。 平成元年に上流工程を専門とするフリーランスのシステムエンジニアとして独立。 システム化への顧客の要求を図解することから始め、図解を使った仕事の仕組みの可視化、 作業効率の向上に取り組むようになる。 現在は、仕事の可視化コンサルタントとして講演・コンサルティングを精力的に行っている。
【趣味】
山菜採り、山歩き、ビール
【血液型】
A
【所属】
有限会社 テオリア
【性別】
男性
【住所】
新潟県 上越市
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2011-02-08 (Tue)
失敗の原因分析 (未来へつなげるために)
画像


ボツと失敗の原因分析
(未来へつなげるために)


上司に企画書を持っていったことはありませんか?
そこで、相手にされなかった経験はありませんか?

徹夜して、一生懸命に考えて、文書にまとめたのに...
よく話も聞かず、企画書をパラパラとめくっただけで
ボツにされた経験はありませんか?

「話も聞かず、しっかり見ないで..何が分かるんだ..」
と思って嫌になると思います。


この状況を分析すると2つの場合があります。


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 1.相手が悪かった
------------------------------------------
上司といえども万能ではありません。
会社の指示に従って作業を一生懸命にこなして
実績を作って昇進した上司にありがちなのですが...

 理屈はいらない、足で稼げ!

..となります、そうなったら諦めましょう。
話しても無駄です。


仕事をする人には3つの人種がいると思います。

 ・何をするか考える人「What」
   経営者感覚の人です、この人に企画書を出すのが正解です。
   アイデアや実現手段がしっかりしていれば、応援してくれます。
   企画の弱さを指摘してくれます。
   上司との合作で企画書を完成させるのが理想です。

 ・どうするか考える人「How」
   この人に経営に関する企画書を出すと、
   自分の範疇を超えているので読む前からボツ決定です。
   会社に決められた役割分担の範囲内で、どうするかを考える人です。
   その範囲内の企画書をを出すのが正解です。

 ・指示された作業をする人「Do」
   企画書を出してはいけません。無駄です。
   出せば、出すほど評価が低くなります。
   その人は汗の量で勝負する人ですから
   現状の計画が上手くいくための計画書を出して
   「頑張ります!」と言うのが正解です。

もちろん、汗の量で勝負することは、昔もこれからも重要です。

でも、何も考えないで昔のやり方で一生懸命やってきた人には
論理を尽くして、成功の可能性を高めると言う「企画」が
頭でっかちの行為に見えて仕方がないのです。

話しても分かりません。
屁理屈を言っているとしか受取ってくれません。
「Do」の上司を持ったら企画書を出すのは諦めましょう。
じっと、移動の時期を待ちましょう。


雇われ社長や、二代目社長にもHowやDoの社長がいます。
それで会社を続けられれば良いのですが...
難しくなると思います。




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 2.自分の作成した企画書が悪かった------------------------------------------
何をするか考える人「What」の上司なら一瞬で企画の善し悪しを見抜きます。
目次を見て、現状分析を見て、企画の筋を読めば..
論理の甘さや、内容が陳腐なら簡単に見抜けます。

企画書のレベルが高い場合には、しっかり目を通して
書いた本人に質問して確認します。

よく話も聞かず、企画書をパラパラとめくっただけで..

この場合は、あまりにも内容が悪かったのです。
そんな企画書を作った自分が悪いのです
自分の力不足です。
しっかり反省しましょう。




ここからが、図解のテーマです。


新しい企画を立上る時に、2つの失敗があります。

それは...
 
  ボツ  誰もわかってくれない
  失敗  頑張ったけれど..


これは、企画がスタートしたか、していないかの違いだけです。
上手くいかない根っこは同じです。


アイデアが良くても実現できない
根っこは、この4つの原因にまとめられます。

---------------------------
  必須技術の弱さ  
---------------------------
  現存技術では無理だと言うことです。
  どこかから調達する必要があります。
  自社の技術を過信した結果です。
 
  若い新人と優勝経験のある熟練者が、空手の試合をしました...
  熟練者は、「俺の方が、経験も実績もある..」と考えました。
  さて、どうなったでしょうか?
  若い新人の体力や瞬発力にはかないません..
  自分の強みで勝負しようとしたのですが、
  自分の弱みで勝負することになりました
  
  企画を実現するために必須な条件は何か!
  しっかり見極めましょう。


---------------------------
  実現設計の甘さ
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  方法・手順の選択ミスです。
  実現のための設計図の完成度は高かったでしょうか?
  複数の方法論を選択肢として考え抜いて決定したでしょうか?

  お昼になったお腹が空いた...どうやって空腹を満たすか..
  そばにするか、ラーメンか、定食か、牛丼か..
  空腹を満たすための方法は複数あります。
  どんな基準で選ぶのか?、昼食なら簡単ですが事業立上なら責任重大です。
  ラーメンを選んだら、次は...
  どのラーメン屋さんにするか、歩いて行くか、ひとりで行くか、
  どんなトッピングで食べるか?...たくさんの手順のクリアが必要です。  
  
  東京にいて、札幌のラーメン屋さんに行きたいと考えても
  お昼休みの時間では行って帰ってこれません。

  無理な計画を立てなかったでしょうか?



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 組織の力量不足
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 組織管理が弱いと計画は良くても何も生み出せません。
 「みんなで力を合わせて頑張ろう!」は、重要ですが...
 メンバーの能力を見極めて、能力で公平に分担する必要があります。

 昔の取引先の社長が若いころに大学受験に失敗したそうです。
 そこに、その大学出身者が中途入社してきました...
 どうなったと思いますか?
 その大学出身者を、無茶な重用をしたのです。
 50歳を過ぎて、○○大学もないだろうとみんな思ったのですが..
 社長が、彼を高い役職に据えました..
 コンプレックスの成せる無理難題です。
 彼は、屁理屈は達者ですが、論理的な会話もできません。
 もう、ガタガタです。

 その会社は...
 それが直接の理由ではありませんが、とん挫してしまいました。



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 市場が未成熟
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 商品化や事業化が早すぎたのです。
 商品化や事業化には、社会の環境を待つことも必要です。

 昔、ISDNが普及し始めた頃にパソコン通信を使って通販を企画し
 事業化を考えた会社がありました。
 パソコン通信で商品情報をパソコン通信で送って受注するのです。
 ISDNですから、写真など送ったら時間がかかって仕方がありません。
 商品の検索などとても現実的ではありません。
 
 今のようなネットで写真も動画も自由にみられる環境とは大きく違います。
 これなどは、商品化や事業化が早すぎたのです。 

 


「ボツ・失敗」には、アイデアの問題で失敗することがあります。
アイデアが良くても、この4つの原因で「ボツ・失敗」につながります。

ボツになった時、失敗をした時は、その記録を残しておきましょう。
どれだけ臨場感をもって蓄積できるかが重要です。

しっかりと記録に残しましょう!


時代が移り、社内・市場の条件が変わると..
「ボツ・失敗」が役に立ちます!
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