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プロフィール |
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【名前】 |
片桐 明 |
【職業】 |
株式会社コストダウン 代表取締役 |
【プロフィール】 |
1963年京都市生まれ。 同志社大学 卒業。 コンサルティング会社 (株)日本エル・シー・エーで20年間コンサルティングに携わる。 2006年独立。 株式会社コストダウンを設立。 企業の経費削減に専門特化したコンサルティング(成功報酬制)を実施。 206社で年間、約2億3千万円のコストダウン実績。(1社当たり平均115万
円) |
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2018-01-16 (Tue) |
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稲盛氏が褒めた「2000円節約」 現場の共感、不正防ぐ
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昨日(15日)の日経朝刊 第5面に掲載されました。
経営者はどれだけ社員と意思疎通できているのか。昨年、そんな懸念を抱かせる事例が相次ぎました。
日産自動車では無資格者による検査が社長の是正宣言後も続いた。製品データの改ざん問題で「我々の自助努力では根本的な原因を探し出せないのではないか」と自信喪失気味に語った経営者もいました。
「会社は赤の他人の集まり。経営者になれば社員は自然に従う、と思うのは勘違いだ」。大田嘉仁・京セラコミュニケーションシステム顧問はこう話す。大田氏が長年秘書として仕えた稲盛和夫・京セラ名誉会長は「全従業員の物心両面の幸福を追求する」との経営理念を掲げた。さらに信頼関係を築くため細かい努力を積み重ねたという。
工場など現場に赴く。社員に感謝する。コンパを開いて杯を交わす。再建のために会長を務めた日本航空でも同じだった。
伊丹空港を視察した時、カウンター勤務の若い女性社員が月2千円のコスト削減成果を発表した。金額の少なさに周囲は困惑したが、稲盛氏は「そういう努力が一番大事なんだ」と大いに褒めた。この話はメールで部署を越えて広まった。
「安全と健康を何よりも大切にお過ごしください」
クボタの社員、約1万1千人の自宅には毎年、バースデーカードが届く。開くと、上半分に木股昌俊社長の顔写真と手書きメッセージが印刷されている。
木股氏は工場の課長時代、小さな事故やケガの多さに悩んでいた。そこで誕生日を迎えた社員一人ひとりに「ケガするなよ」などと声をかけるようにしたら、ピタッと止まったという。
今は役員、部長、関係会社社長など約300人の誕生日に「よく頑張っているな」などと個別にメールを送っている。部課長は社長の代理としてバースデーカードの下半分にメッセージを書き、部下全員に送る。
現場にも頻繁に出向く。海外の主要6拠点と国内の製造拠点約10ヵ所を、平均で年2回ずつ回る。現場視察で大切なのは「ゆっくりヒマそうに歩くこと」(木股社長)。社員が話しかけやすいようにするためだ。
積水ハウスの和田勇会長は月1回、店長など次世代を担う現場のリーダーら約80人を集めて「希望塾」を開く。和田会長が3時間ほど経営ビジョンや体験談を語った後、社員が感想や意見を述べる。
ビジョンで国際事業などの将来性を聞き「少子化で住宅産業の先行きは暗いというイメージが変わった」と話す社員が多いという。和田会長は「インターネットの時代になっても、顔を付き合わせて心を通わせる人間関係が重要」と話す。
企業が成長するには、容易には達成できない目標に挑戦することも必要だろう。経営者への共感があれば社員も発奮し、飛躍や革新をもたらすかもしれない。しかし「現場を理解せず、無理な目標を押しつけてくる」と感じたらどうか。
米系コンサルティング会社、フライシュマン・ヒラード・ジャパンの田中慎一社長は「経営者の指示に現場が反発するのはまだ健全な状態」と言う。面従腹背になったら、飛躍や革新どころか、不正や隠蔽が起きかねない。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
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