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プロフィール
【名前】
児玉尚彦
【職業】
(株)経理がよくなる 代表
【プロフィール】
1995年児玉税務会計事務所、1999年「(株)経理がよくなる」を設立。経理業務の改善で数々の成果実績をあげる。信用保証会社の審査委員を経験し、1000社以上の決算書を分析。勝ち残る会社と消えていく会社の違いを研究した結果から、キャッシュフロー経営の重要性を提言している。2002年『経理合理化プロジェクト(TM)』を発足。これまでの経理業務の改善実績をベースに、全国の企業に対して経理業務の合理化を提案。これに賛同した企業や会計事務所がぞくぞくと経理の合理化に着手し、成果をあげている。
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2005-10-01 (Sat)
経理のコストと作業時間は3分の1にできる!(3)
経理担当者に利益を生む仕事をさせましょう

 これら3つの経理合理化の目的は、必ずしも経理担当者のリストラを目的にはしていません。もちろん、赤字が続き経営が困難な状況に陥っている場合は、リストラも考えられますが、あくまでそれは最終手段です。

 まずは、利益を生み出さない作業を徹底的に削って、経理業務を単純作業化することで、経理担当者に利益を生みだす作業を行わせることを考えましょう。

 たとえば、月次試算表は95%のデキでも翌月5日に提出させる。月次試算表を翌月20日過ぎに見ていたのでは、次の手を打つ期間が10日足らずしかありません。

 経営者は、翌月5日に見ることにより、有効な対策が可能となるのです。または、経理部という肩書きを取っ払って、経理業務を一般業務に組み入れ、その他の業務を手伝わせることも可能になります。

 また、経理担当は個人のスキルアップを図り、より専門的な経理の仕事を行うという方法もあります。理想としては、経理担当が会社のナビゲーターとしての「本来の経理部門の仕事」ができるようになることですが、急にそこまで求めるのは難しいようです。合理化して空いた時間で少しずつ予算実績管理や資金計画を行うようにしてください。

 このような経理の合理化は、コストの削減だけに留まらず、経営者自身の意識改革にもつながります。経理のシステムをシンプル化することで、経営者がお金の流れなどのキャッシュフローを簡単に把握でき、「今いくら使えるのか」、「何故赤字になっているのか」、ということがわかるようになります。

 経理のコスト削減や効率化だけを図っても、それだけでは会社は黒字にはなりません。経理の仕事は、フィードバックに過ぎないのです。現在の会社の状況を把握し、それを元にして次の方策を講じるための材料です。大切なのは、経理という儲からない仕事を、いかに儲かる仕事へ変えていくかということなのです。

経理社員が会社のナビゲーターとして「本来の経理部門の仕事」を
するため。それが経理の合理化を行う目的である。


経理コストの経費と効率化

Point1

経費削減を闇雲に行っても逆効果になることもあります。やり方としては、儲からない部門のコストを削って、儲かる部門にお金と人を集中させることが大切です。

Point2
儲からない経理の仕事は、3つの常識を変えることで、一般職やパートでも行うことが可能になります。経理担当はルーチン作業から開放されますが、リストラは最終手段です。
Point3

経理担当にはスキルアップと会社への貢献が求められます。「他部門の業務の手伝い」から「本来の経理部門の仕事」へと進む方法がベターです。現場のことがわかっていないと会社の数値をとらえることはできません。

経理社員成功のステップ


経理社員が会社のナビゲーターとして「本来の経理部門の仕事」をするため。それが経理の合理化を行う目的である。

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