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プロフィール
【名前】
橋本政彦
【職業】
NPO法人 国際社会貢献センター(ABIC)コーディネーター(インドネシア-デスク)
【プロフィール】
1942年生まれ。慶応義塾大学 法学部 法律学科卒業。1966年 日商岩井株式会社(現双日株式会社)入社。在職中は、製鉄原料、海外業務部門を担当。その間、インドネシア国には3回、通算11年間駐在し、現地合併会社の設立、経営、撤退業務を体験、駐在員事務所では企画業務等を担当。本社国際統括部では、インドネシア、南西アジア地域を担当、1997年3月に同社を退社、同5月に(株)橋本産業を設立し、現在に至る。 独立行政法人、中小企業基盤整備機構、国際化支援アドバイザー及び(社)海外職業訓練協会の国際化支援アドバイザーも勤め、「国際化ビジネス(アジア)」のテーマでは、セミナーや大学での講師を務めている。
貿易・海外直接投資コンサルタント(主にインドネシア、東南アジア)
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2006-02-16 (Thu)
アジアの現状とこれから−インド、そしてアジア−
インドは、世界でも中国に次ぐ10億の人口の巨大市場で、さらに過去5年のGDPが平均5%を超えるなど経済成長も著しく、いま最も注目を集めるアジアの国である。

●インド経済事情
インドはいま非常に好調な状態にある。技術力を生かしたITソフト産業が好調で、それがインド経済を引っ張っているわけですが、今後の経済発展を考えていくには、インドも物づくりをしていかないといけないでしょう。IT産業などのサービス業は、限られた優秀な技術を持った専門職です。そういう意味では間口が非常に狭い。今後は、これから労働市場に出てくる新しい労働者に職を与えるためにも、一番受け入れ口が広い製造業に力を入れるべきでしょう。
 その点からも、インドでの海外進出のチャンスとしては製造業が望まれるでしょう。インドのモータリゼーション(=自動車の大衆化現象)は、二輪車(=バイク)から四輪車(=自動車)へと変わってきています。進出を考えるようなら、インドでは地域格差が大きいので、その進出する都市での経済状況を考慮するようにしましょう。また、中国と同じように中流層が育ってきているので、サービス業など個人消費の産業にもチャンスがありそうです。
 
●アジア経済の今後の課題
アジアの今後のさらなる発展を考える上で、まだインフラ整備の整っていない国の経済発展というのは課題になってくるでしょう。また、中小企業が進出を考えていく上でも、中国がコスト高になったときのプラス1を考える上で大変注目すべきことです。東南アジアは日本や韓国、シンガポールなどが入ることでテイクオフ(=その国の経済が離陸する状態を表した経済段階説)しました。今後の対象としてはCLMV(=カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)地域になると思います。そのうち既に上昇しているベトナム以外の三カ国がテイクオフ出来るように国を中心に協力することは重要でしょう。すでに1992年から始まったGMS(=メコン川流域開発計画)が進展中で、中国からタイ、ベトナムからミャンマーへと結ぶ幹線道路などが整備しつつあります。今後、GMSの計画に沿ってさらなる整備が期待されます。

●2006年のアジア経済キーワード
一番注目すべき国はやはり中国とインドになるでしょう。両国がどういう方向に発展するか、私は中国もコスト高になるので国内のマーケットだけではなくベトナムとかタイとかに出て行く必要性がでてくると思います。インドも前述した理由で外に向かって貿易してくると思います。キーワードは政治体制と経済活動。民主国家のインドと共産国家の中国がどういうふうに経済発展をすすめていくか。マクロのところでみていって自分たちにどういう影響があるか見ていくようにしましょう。
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