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プロフィール |
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【名前】 |
柿内幸夫 |
【職業】 |
改善コンサルタンツ(株) チーフコンサルタント |
【プロフィール】 |
1974年東京工業大学工学部経営工学科卒業後、日産自動車に入社、横浜工場生産課配属、スタンフォード大学大学院IE学科卒業(MSIE、Engineer IE取得)、生産管理部、富士工場IE担当課長を経て1991年退社、現職に。 |
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2005-10-01 (Sat) |
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もの作りの現場に、会社の問題が全て現れている
まず、もの作りを行っている会社の 経営者の方々には、製造現場の環境を改善することの大切さを理解していただきたいと思います。現場には会社の特徴がすべて現れます。設計や営業、経営状態までもが製造現場を見るとわかるのです。
たとえば、製造現場に部品や在庫が散乱している状態。これは一見、製造現場で働く方々だけの問題に思われがちですが、「なぜ散乱しているのか?」をつきつめていくと、「設計をもっとこうして欲しい」「営業のやり方がこうなると助かる」といった、他の部署の問題点も見えてきます。
なかには、経営や設計といったもっと上の部分から改善していくことが大事だと考えている方もいらっしゃると思います。上のほうから改善していって、徐々に現場や営業など下のほうに着手するという方法です。
しかし、私の経験上から言わせていただくと、これはもの作りの会社においては実行するのが難しい。というのも成果が出るのに時間がかかるのです。今の変化の激しい時代にスピードを期待できない改善では思った成果を出すことは難しいと思います。
その点、製造現場における改善は、すぐに目に見える成果が現れます。そしてそれらが生産部門の問題だけでなく、全社のほとんどすべての部門にかかわる問題であるのです。目の前に起きた変化を、否定する人はいません。改善の努力が報われていくことを全社で実感できるのです。
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